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6月の活動テーマ「四角」

主活動の4月は球、5月は円柱、6月は四角がテーマになります。


言葉をこれから獲得していく乳幼児の子どもたちにカタチを与えることが

有効だと感じるのは、言語活動と同じで、ある一定の法則を感じ取れるからです。


自由を作り出す創造的な子どもたちを育むには

子どもたちに多くの発見と気づきを与える環境があり、試行錯誤する時間が不可欠です。


造形活動もおおらかにお互いを感じる集団作品でスタートしておりましたが、6月に入り

個人で作品を作るようになっていきます。



5月からスタートした積木


ケルンブロックでの8個の立方体でのお話は、ごっこ遊びが始まった子どもたちに

想像力(イマジネーション)を働かせるとても豊かな遊びです。


ご家庭でも実践してくださいとお母様たちにお願いしております。


1つの積み木を様々なイメージに「見立て」られる力を無理なく育んでいきます。


そしてパターンケースで遊ぶ





お弁当箱に見立る遊びです。


三角など複雑な形は入っていません。


パズル遊びのように子どもたちはとても集中して取り組みます。


奥の少し大きなパターンケースには立方体と直方体が入っています。


単純に見える活動ですが、子どもたちにとって、3辺の長さが異なる直方体を入れるだけで

とても複雑になります。


様々な向きで入れることが出来るので、

何度も答え合わせをするように深く活動を行っていくと


だんだんと どう美しく積木を入れるかと「美」の探求に発展していきます。


「美」の探求までは、まだ先のことですが、

2年目のお子さんなどは3歳で活動にしっかりと現れてきます。


学童期には創造性を発揮することができる活動がたくさんありますが、

乳幼児期は、積木と造形は心から最適だと感じます。


乳幼児期には、楽しんで、無理なく、創造力の土台を作ることが大切です。


イマジネーション豊かな子どもたちがシンプルな積木に出会い、

自分のイメージをフルに使って、形を通して表現していく姿を見ていると


この乳幼児期がとても大切な時期だと改めて感じます。


積み木の遊び方が分からないと感じられる方もいらっしゃいますが

子どもたちの視点に立って是非一緒にイマジネーションを膨らませてください。


私たちの創造性も一緒に豊かになっていきます。













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