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5/13 5/14 【 乳幼児の目に捉えやすい色は?】

≪アトリエの時間≫

「色彩体験・赤」

今回は、天板に大きな画用紙を敷き、赤色の絵の具や太めの面相筆を使って初めての造形活動に取り組みました。前回使用した赤い風船をモチーフに絵を描きます。赤は乳幼児の目に捉えやすい色だと言われています。今回は、この赤に加え、白、黒、グレーの無彩色と混色する事で色の明度の幅を味わいました。普段子ども達が目にする絵の具やクレヨンはその色の中でも明度の高い、純色をメインに揃えられている事が多いですが、白、黒、グレーを混ぜた清濁色による色の幅を知る事で、更に作品に深みが生まれてきます。甘味、苦味、辛味、酸味、そしてそれぞれの味の強さなど色んな味を知る事で、味わい深い料理が作れるように、沢山の混色体験を通じて、名も無い色との出会いを楽しんでほしいと思います。今回は筆だけではなく、絵の具を手につけて塗りたくりもできるように設定しました。感覚、感触、色、道具など様々な刺激的な出会いを受けてめいっぱいに感性のアンテナをはる子ども達でした。




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