≪童具の時間≫
「積木のおうち」
今回は、今年初のWAKU-BLOCK45の立方体や直方体などを使った建築遊びを行いました。
はじめのケルンブロックの活動から全体を通して「お家作り」をテーマに見立て遊びを楽しみます。
童具の積木では、形体以外に物質の持つ概念として、「大きさ」に秩序をもたせることを特に大切にしています。
「大きさ」は人間の生存に関係している為、子どもが特に敏感に反応する要素です。
(例.お腹がすいた時、二つのパンがあれば、必ず大きい方を選ぶ等)そこで、童具の積木は、子どもの手の大きさと積みやすさを考えて30mm(ケルンブロック)、45mm(WAKU-BLOCK45)、60mm(おどろ木)を大中小の基尺(基本寸法)としています。
30mmと45mmと60mmの最大公約数は15であり、15mmの板があればいつでも高さや長さが一致します。
また、それぞれの最小公倍数が180mmなので、この高さや長さになると3つの基尺が否応無く一致する事から、積木の構成遊びにおいて子どもが数量秩序を直感することができます。
ケルンブロックではできない、お友達同士のお家をつなげたり電車の線路を作ったりなどのダイナミックな遊びができました。
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